海外でズンバインストラクターになりました。

ZUMBAインストラクターEIKOの0日目からの成長BLOG。

ズンバをリードする楽しさと難しさ。

トライ&エラーでたどりついた、私のZUMBAスタイル

毎週やっているzumbaのプライベートクラスは、ほぼ全員がズンバ未体験でスタートしました。初期の頃は、その曲中で使われるステップをピックアップして、その部分を少し練習してから始めたりもしていましたが、今は普通の1時間のレッスンで、大体14曲から16曲(W-UP、Cool Downを含む)を、ZUMBAの通常のキューイングでみんな問題なくフォローして踊れるようになりました。

 

新曲の導入頻度

そして今の新曲のペースは大体毎週1〜2曲くらい。実はもっと多いときもあったりしました。でも、クラスをスタートした時は、もともとのベースがないので、ほぼ全曲がみんなにとって新曲でしたね。

 

「どのくらいの頻度で入れ替えがよいのか?」は他の方のブログやネットの書き込みなども参考にしてみていますが、「週に数曲程度入れかえがうれしい」「できれば振り付けを覚えたいからあんまり頻繁に変えないでほしい」「1曲くらいのマイナーチェンジ」などなど、人の数だけ意見があってとても勉強になります。

 

私が講習で一例としてアドバイスされたのは、たとえばメレンゲを入れ替えるなら古いメレンゲの曲と入れ替えると管理しやすいしよいということでした。でも、メレンゲサルサ、クンビア、レゲトンの4種類だけを使ったクラスは、自分的にも面白くなさそうで、いろんな世界の音楽のジャンルを挑戦していきたいので、この案以外で入れ替えの法則やタイミングも模索していく予定です。

 

 

 

初期から現在に至るまでのレッスンでの変化

 

今は私に余裕がでてきて、自分が楽しめているという点でもかなり変化があるのですが、気の知れたメンバーで行うクラスでさえも、踊っている時のみなさんの表情に驚きの変化が。

 

ダンスの上達もすごいものがありますが、一番の踊りきは、やっぱりみんなの笑顔!

 

普通、あまりダンスやフィットネスをしながら笑うってないし、新曲についていこうと真剣な表情で踊ってくれていたのですが、今は本当に自然と笑ってくれていて、それをみて私もどんどん楽しくなる・・・! 踊りながらアドリブで笑えるおふざけもちょいちょい入れるように。

 

ズンバは以前にも書いたかな?とも思いますが、インストラクターに、振り付けや構成などアレンジの自由があるので、それは実際のレッスン中でも同様に生かすことができます。実際に講習の時に、もしみんなが辛そうだったり混乱しているようだったら、ステップを簡単にライブで変更するのがよいというアドバイスもありました。

 

経験を積みたい!代行依頼を受けることにしました。

インストラクターになってすぐにフィットネスクラブの代行をすることになりました。私のジムでは2名が海外のイントラさん、そしてローカルのイントラさんもZIN CONやライセンス取得でまるっと2ヶ月くらいみんないなくなってしまうという事態があってfacebook経由でお話をいただきました。

 

採用試験は、普通だったら何度かメインのインストラクターさんの横で踊って経験を積めたりするんだと思いますが、ジムのテストもいきなり本番で、まだ一度も横でおどったことないのに踊って、それをみて審査されるという方法。動画もとられて、他のスタッフに共有されて審査され、後日返事がきました。

 

私的にも経験を積みたかったし、すこし自信もついてきたところだったので、お金を受け取らないボランティアという形でさせてくれという条件を提示して引き受けることにしたのですが、(もちろんお金を受け取らなくてもプロ意識で臨みます!!)実際には簡単にはいかなかった。。。

 

すごく落ち込んで、考えての繰り返し。アウェー45分。

そんな感じで、自分のクラスは私の成長をみんなが見守っていてくれるので、失敗も許してもらえる暖かさがありますが、問題はアウェー。

 

前のイントラさんが採用していた曲をいれても、どうしても初回は新曲が多くなってしまうので、みなさんとても難しい表情で踊っていました。そしてフィットネスクラブだと誰でもいつからでも参加できるのでレベルの差の開きがものすごくあります。

 

カンボジアの場合、難しいと途中で棒立ちになってしまったり、帰ってしまったりするので、もう内心ドキドキです。一曲終わるごとに「まだ残ってくれてる、、、」って胸を撫で下ろすみたいなね。苦笑

 

試行錯誤、毎日iTuneのプレイリストを眺めて、頭でシミュレーションを繰り返し。

たどり着いた結論は、早い曲がダメなんじゃなくて、簡単じゃないとダメなんじゃなくて、リズムがキモなんだな。となんとなーくわかってきました。

 

たとえばカンボジアの場合、カンボジア人にとってサルサって馴染みがなくてステップ踏むのも難しいし、曲に乗れないってことがあるみたいです。あとはターンが入ったあとのチャチャ2ステップなども難しいみたい。例でいうと、カウントで『1、2、3 &4』ってリズムがあって、それを1カウントで右に1歩、2カウントで左足を軸にして半回転。、3&4で右足から2ステップでチャチャチャ、とかね。

 

なので、半回転をいれない2ステップだけにしたり、用意していたコリオをライブ上で変更したりしました。お遊戯にならないように、レベルの上の方も踊り甲斐があるようにするために、ダンスとしてのかっこよさを見せるように、胸をつかったり、ダンスのキレを見せるよう心がけました。

 

 

この怒涛の約2ヶ月が終了して、先生方も帰ってこられたので、ここのジムでの代行はしばらくお休みになりそうです。わたしも、ここではひとりのZUMBA LOVERに戻ってレッスンを受けていこうと思います。

 

一時は自信を喪失したZUMBAでしたが、最後にはわたしのZUMBAを好きって言ってくれる方やレギュラーやってほしいという声もいただいて感無量。。。クラブの方からも打診をいただきました。お断りさえていただきましたが、嬉かったな。

この数ヶ月メンタル的にもすごく成長できた気がします。